Chapu Chapu Music ~世界一浅くて広い!浅瀬チャプチャプ系音楽ブログ~

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H&Mの店内BGMで踊っちゃだめですか?

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先日ファストファッションブランドの店舗に入ったら、そこはプチ・クラブ空間でした。

 
ガールズバンドCHAIの記事でも触れたように、H&Mなどのファストファッションのお店は、イマドキの若者にとっては音楽を楽しむ場所でもあるようです。

nusk.hatenablog.com

 

で、ふと思ったんですが、あれだけ大きい音量で音楽流してるってことは、少しぐらい踊ってもいいですよね?

アラサーのおっさんでも、子どもと一緒なら捕まりませんよね?

 

…という、割とどうでもいい話から、なぜか子どもの音楽教育の今後(?)という割とマジメな話題にまで飛躍しますが、どうか辛抱強く最後までお付き合いください。

 

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海外ファストファッション店のBGMはなぜ大音量なのか?

 
海外発のファストファッションブランドの店舗が、田舎のショッピングモールにまで進出してきて久しいですよね。

私は最初にFOREVER21とかH&Mが地元のイオンに続々と出店してきたときに、心底驚いたことがあります。

 
「BGM音量でかっっ」

 
店外どころか、向かいの静かなカフェにまで、節操なく漏れ出すクラブミュージック。

そして悪趣味な低音偏重サウンド

それらからビリビリ伝わる、謎のオラオラ感。

 
Z●RAなんて香水の匂いと暗い店内も相まって、なんか奥の方でいけない売買ヤっちゃってんじゃないの?って勘ぐってしまうほど。

 

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…というのは精神的引きこもりの妄想に過ぎませんが、どうも近寄りがたいって思ってる方は結構多いんじゃないでしょうか?私だけ?

 

真夏のベルーシュカ事件

 

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Bershka(ベルーシュカ)というファストファッションのお店がありますよね。

日本進出に関しては、H&MやFOREVER21に比べて後発な方だったと思います。

調べてみたら、ZARAの姉妹店のようです。

 
さて、お盆休み最終日、5歳と3歳の娘2人を連れて、3人でイオンをウロついていると、そのBershkaから店外にズンズンと漏れ出すクラブサウンドに、2人して反応を示しました。

「パパ!あそこ行きたい!」

 

強制入店させられるパパ。

 
子どもたちの手を握りながら、恐る恐る入店するや否や、柱に埋め込まれた大型スピーカーの前で突如として狂ったように踊り出す2人の娘たち

 
最初は、人目を憚って「やめなさい!」と怒りそうになりましたが…

なんだかとっても楽しそうにダンスする2人。

ふと通りかかった女性店員さんはそんな娘たちを見て微笑んでくれました。

 
「店員さん、もしかしてここって踊ってもいいんですかね?」

 

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子どもにとっての音楽空間

 

結局は、というか勿論、他のお客さんの迷惑になるのと、何かを購入するわけでもないので、そそくさとお店を出ました笑

 
後日、子どもたちが音楽に合わせて楽しそうにハチャメチャなダンスを踊る姿を思い出して、こんなことをふと考えました。

 
あれ?子どもの音楽教育に、ダンスミュージックって「アリ」なんじゃないか?

 

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子どもの音楽教育のあり方

 
話は変わりますが、学校の音楽教育って、クラシックや民謡に偏りすぎているような気がします。

私自身も「音楽の授業」が退屈で仕方なかったし、幼い頃は音楽が特別好きと思ったことはなかったです。

私と同じような経験の方って結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?

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原因はやっぱり、音楽に興味を持てなかったからだと思います。

もちろんサルみたいに踊れる音楽だけが音楽ではありませんが、まず、幼い子どもの情動に訴えかけるのは、「ダンスミュージック」であるような気がします。

実際、家で音楽を流しても、子どもたちが反応するのはリズムの強いクラブ寄りの音楽だったりします。

 
数年前に幼稚園でこんな実験もされてます。

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この実験はダンスミュージックの普遍性を物語るものだと思います。

まずは「音楽って楽しい!」って子どもに気づいてもらうには、一見教育とはかけ離れているようですが、私の子供たちがBershkaで体験したみたいな「擬似クラブ体験」って実は効果的ではないしょうか?

 
「ほんじゃあ子供をクラブに連れていこうぜ!」ってのは無論もってのほかですが、そういう、子ども向けの「プチ・クラブ体験」を提供できるイベントがあってもいいんじゃないかと個人的には思います。

 

と、教育者でもないのに、エラそうに御託を並べてしまいました…笑

 
普段利用しないBershkaと、娘たちにそんなことを考えさせられた夏の日でした。

 

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