洋楽ファッション黒歴史 BEST5
突然ですが、ファッションって、素晴らしいですよね。
ウィンドーショッピングしてるだけでワクワクできるし、
新しい季節に新しい装い、気分があがりますよね。
ただ、ファッションには「トレンド」「流行」というものがあります。
おととし流行ったこれはもう着られないな…とか。
そういえば、女性の「レギンス」とか「花柄パンツ」って、いつの間にか全然見かけなくなりましたよね。。
また、Yahoo!知恵袋のファッションカテゴリには、
「MA-1っていつまで着られますか?」
「チェスターコートもうダサイですか?」
という質問でごった返しです。
そんな「時の残酷さ」を思い知るのがファッションの醍醐味でもありますが、「流行」の波には誰も抗えません。
それはロックスターとて同じ。
今回は、洋楽ロックおよそ60年の歴史において、「これぞ黒歴史」と呼べるファッションを、本人には大変失礼というのは重々承知の上、面白おかしくピックアップしていきたいと思います。
第5位 バーナード・サムナーさん (ニューオーダー,1984)
New Order live, 1984, 'Age Of Consent'
最近スポーツMIXをさらに進化させた「アスレジャー」なるものが流行りつつあります。
スポーツウェアと、カジュアルウェア(日常着)の境目をなくすというコンセプトらしいのですが、どうやらバーニー氏は、30年も前から「ジム通い」と「スタジオライブ」の垣根を超えていたようです。
第4位 ダモ鈴木さん (CAN,1971)
Can - Paperhouse - Live, 1971 (Remastered)
60年代アメリカにはフラワームーヴメントという活動が流行していまして、いわゆる「ヒッピー」のことですが、裸一貫になることも活動の一環でした。
「うわ、ホームレスみたいな人いるわ…」
って思ったそこの貴方。
失礼なことを言わないでください。
コレのつい数年前までは本当にそうだったんですから。
追記:よく見ると、他のメンバーもクセが強いんです。
第3位 フィリップ・オーキーさん (ヒューマン・リーグ,1982)
The Human League - Love Action (I Believe In Love) from ‘Multi Coloured Swap Shop’
なんやその「海原はるか師匠」の最終形態もしくは若かりし頃みたいな髪型!
ファッションと同様、ヘアスタイルの流行り廃りも、「フッ」と吹けば飛んでいくほどに儚いのです。
番外編 ベズさん (ハッピー・マンデーズ,1991)
ランク外の番外編。
非常にミニマルなコーデながら、ワイドパンツと、オレンジ色のマラカスが今っぽい、時代をこえたコーデです。
…え、彼は何者かって?
彼は、ハッピー・マンデーズというバンドの「象徴」、今でいう「ゆるキャラ」です。(彼の仕事はリズムに乗ってテキトーに踊ること)
さて、この30秒足らずの映像、いったいどういう意図で撮影してるのかは不明ですが、動物の生態観察みたいな撮り方、お願いだからやめてあげて・・・
第2位 モリッシーさん (ザ・スミス,1984)
The Smiths - Barbarism Begins At Home (Live)
腰に巻いてるのはなんと「花束」。
なんとも斬新なアクセサリーです。
でも、この人のキャラ的には全然「アリ」。というか長く聴いてると、むしろカッコよく思えてくるから音楽ってほんと魔術です。
第1位 フレディ・マーキュリーさん (クイーン,1981)
ニューウェーヴ全盛の時代にクラシックロックをこんなに堂々と鳴らしていたのは彼らぐらいでしょう。
しかしファッションセンスは明らかに「ニューウェーヴ」の域。
モリッシーもそうですが、ゲイの人って本当に天才的なセンスを持ってますよね。(もちろん誉め言葉です)
その御姿は、聖☆マリオもしくは聖☆レイザーラモンHGと呼びたくなるほどに眩しいです。
バーニーさん(第5位)の正統進化、2020東京オリンピック終了後の「アスレジャー」のなれの果て、いろんな形容が浮かびますが、彼のファッションが我々の時系列を超越しているということは確かです。
さいごに
いかかでしたでしょうか?
音楽の話題にはまったく触れず、最後まで来てしまいました笑
ファッションは日々移ろうものですが、音楽も同様に、リバイバルというのを繰り返して、再流行したりします。
ふとしたキッカケで、昔のアーティストが気になったとき、今の時代Youtubeで昔の映像は好きなだけ観れますが、「え、なにこのファッションセンスありえねー」と思って、未知の音楽との出会いを無下にしてほしくないという願いから、皆さんへの「ワクチン接種」のつもりでこんな記事をつくりました笑
ニューオーダー、CAN、ヒューマン・リーグ、ザ・スミス、クイーン、そしてハッピーマンデーズ…
今回挙げたアーティストは、時代や音楽性はバラバラですが、どれも今聴いても最高にカッコいいバンドばかりです!
もし少しでも引っかかるものがあれば、この機会に、彼らを掘り下げていただければ幸いです。